50年前のがまぐちバッグを再現リメイク

 

お盆ですね~

 

私たちは今日から

お休みを3日間いただきます

 

まぁ、土日なので

いつも通りではあるんですが(;'∀')

 

やはり普段のお休みとは

ちょっと気持ち変わりますね☆

 

 

皆さん、今年のお盆休み

ご予定いかがですか?

 

 

 

さて今日ご紹介するのは・・・

 

50年前に購入した

がまぐちバッグ

 

革と裏地すべてを張り替えて

再現リメイクしていきます

 


がまぐち再現リメイク

50年前の製作技術


 

今回のご依頼は

こちらのクラシカルなバッグ

 

 

なんと50年ほど前に

購入したものなのだそうです

 

 

 

革は破けてしまうと

元には戻りません

 

 

でも

形によっては

 

新しい革で

再現修理することは可能です

 

 

こちらすべての分解が終わったところです

 

 

職人曰く

 

今回の作業は

とても興味深くいい経験

だったそうです

 

 

 

というのも

 

 

50年前の職人が作ったバッグ

絶対今と技術が違うはず!

 

それが見られることに

製作中ではありましたが大興奮でした

 

 

再現リメイクは

分解後に新しく型紙を起こして

新たにパーツを切り出します

 

総分解するので 

必ずどんな作り方をしているのか

全部わかってしまうわけです

 

 

一番勉強になったのは

芯の張り方だそうです

 

大体の芯材は、上の画像のように

 

底と銅板という風に

①②とパーツ毎に分けて作ります

 

 

 

 

50年前の大先輩はというと・・・

 

 

底と銅板はひとつなぎ

 

突っ張る部分のみえぐってありました

(赤丸のところです)

 

 

 

 

これには職人も

なるほど!!!と、結構感動

 

 

 

芯材を二つに分けるのは普通ですが

 

先輩の芯材の作り方だと

シンプルで一工程少なく作れます

 

 

こんなやり方もありか

と大変勉強になったそうです

(@_@)

 

 

職人って基本

技術は見て盗めなので

 

こうして50年前の先輩の技術が見られて

今回は本当に興奮でした

 

 

とまぁ

学んだ技術で作ったバッグ

 

マチもつけて

縫い付ければ本体が出来上がります

 

 

最後に口金にはめ込んだら完成!

 

 

持ち手、口金の革

本体、裏地交換

 

 

これらのすべて

新しく生まれ変わったバッグが

コチラ

 

中の裏地はおまかせ

との事だったので

 

黒でシックにまとめました

(#^.^#)

 

 

M様からは

 

これからもたくさんの人に

幸せを届けていってください

 

なんてありがたいお言葉まで!

本当にうれしい限りです!

 

 

M様、この度は

オーダーありがとうございました!!

 


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