こんにちは!森革クラフト教室の森山です!
今回ご紹介するのは、生徒さんのランドセルリメイクの様子です。
自分で作るランドセルリメイク
小学校時代に毎日使っていたランドセルは、傷やシワの一つひとつに思い出が詰まっています。
思い出を持ち歩けるランドセルリメイクは、当工房でも人気のリメイクの一つです。
元々は、イベント先で相談されたのがきっかけで始めたリメイクですが、現在では日本全国色々な地域からご相談を受けて、様々な小物やバッグにリメイクさせていただいています。
6年間の思い出がインテリアや実用アイテムに生まれ変わって、さらに新しい思い出を紡いでいけるって素敵ですよね。
お客様からのご相談で始めたランドセルリメイクですが、実は前々から、自分で作りたいという声はいただいていたんです。
昨年から新しくスタートしたマンツーマンクラスであれば、じっくり技術を伝えることが出来るのかなと思い、ご希望があればお受けしていたりします。
そういったわけで、今回のブログでは、生徒さんのランドセルリメイク風景をご紹介したいと思います。
作るのは「ブックカバー・栞・キーホルダー」
先ずは使う部分の裁断から…
一番リメイクに使うのがかぶせ。
まずは思い切ってざっくりと裁断します。
それぞれのパーツを切り出していきます。
ただ、そのままだと厚みがあるので、ブックカバー等それぞれ適当な厚みへ変える必要があります。そのために使うのが裏張り用の牛革です。
グレーのランドセルに、紺色の牛革。
色合いも落ち着いたイメージで、出来上がりが楽しみですね。
この牛革の厚みも、出来上がりにすごく関係するので大切なポイントです。
荒断ちと張り合わせを終えて今回のレッスンは終了。
この後は、バスコを塗ったり縫製したり、未だ数多くの工程が待っています。
モノ作りって、すぐに結果が見えるものではありませんが、少しづつ完成に使づいていくって結構楽しいものです。
ぜひぜひ完成までをブログでご紹介していくので、皆さんも楽しみにしていてくださいね!
▸工房のInstagramでは、普段職人が手掛けている、オーダーメイド・リメイク修理の事例集をご紹介しています。よかったら見てみてくださいね。