植物に含まれるタンニンで
原皮をなめし
型押しといった表面加工を
ほとんど施さず仕上げたもの。
牛が生きていた証である
傷跡やシワ・血管、毛穴の痕
自然の刻印
(ナチュラル・スタンプ)
がそのまま残っていて
革自体が表情が豊かで個性的。
人と同じで牛にも個体差があります
1枚1枚、さらには場所によって
表情が変わる
ひとつひとつが
まったく違う表情を見せてくれる
そこが面白いところです。
ヌメ革は繊維がしまっていて
とても頑丈で長持ち
使い始めは張りもあり
固くゴワゴワしていますが…
使い込むに連れて
繊維がほぐれ柔らかくなり
手に馴染んできます。
表面加工がされてないので
簡単に傷がつきますが
この傷でさえ長く共に歩んできた
味わいへと変わります。
革は長く使っていくうちに
色が深い色合いへと変化することを
革の経年変化(エイジング)
と言います。
日光や熱、摩擦といった刺激によって
革がもともと持っていた脂分が
表面に染み出してくるため
こうした独特の艶が出るのです。
革は古くなるという概念はなく
使い込めば使い込むほど
味わいと愛着が増すもの。
長い年月をかけ
お楽しみいただけるのが
一番の特徴です。